家庭から地球を浄化する:台所編

家庭から地球を浄化する:キッチン編

家庭からの生活雑排水が、地球環境を汚しているということを次の記事でお伝えしました。

まずは生活雑排水から、地球に与えるダメージを最小限にする工夫をご提案します。まずは台所編です。

目次

台所からの排水は”地球の入り口”

台所から流れる水は、川や海へとつながる最初のポイントになります。

油や食べ残し、そして洗剤は地球環境負荷が高いものになります。それぞれの家庭の生活雑排水が、地球環境負荷が低いものになれば、地球の負荷も減ります。台所から地球の未来が、人間の未来が変わっていく可能性があります。

ついつい油や油汚れの強いものを、そのまま流してしまった経験は誰でもあるかと思います。流す前のそのひと手間が、未来を変えていくのです。

なぜ台所排水が地球を汚すのか?

台所排水が地球を汚す原因は、次の3つです。

油の問題

油を台所排水で流れていくと、水に溶けずに海や川で膜を作り、分解や他の生き物たちに必要な酸素を奪ってしまうことになります。

また下水処理場でも処理しきれず、地球に大きな負荷をかけてしまいます。

食べ残しの問題

食べ残しが流れてしまうと、下水道・下水処理場で腐敗をします。それが悪臭を放ち、水質が悪化します。

微生物たちの負荷が増え、大量のエネルギー必要になります。分解してくれる微生物以上の食べ残しが流れた時は、分解ができずに、陸に埋めるか?焼却するしかなくなります。そこでまた地球環境が汚れていきます。

洗剤の問題

洗剤の主成分は、界面活性剤です。油にくっついて、汚れを「水に流せる形」にするのが界面活性剤の役割です。これが洗浄力の招待です。

とても便利なものですが、界面活性剤は地球環境に大きな負荷をかけます。地球の自浄能力では分解しにくいのです。自浄能力を担うバクテリアたちにも大きな影響を与えます。また下水処理場でも、完全には分解するのは難しいのが界面活性剤です。

また人間の肌のバリア機能も壊し、界面活性剤が皮膚から身体の中に入っていく「経皮毒」の問題もあります。

油を”流さないた”めの実践ステップ

台所ですぐに実践できる簡単なステップをご提案します。

①拭き取ってから洗う

油汚れが付いている食器を、いきなり洗い流すのではなく、キッチンペーパーや新聞紙で油を拭き取ってから洗います。流れていく油の量が激減します。

我が家でも、油を拭き取らずに洗っていた時は、2度洗いしないと油のベタベタは取れませんでした。油を拭き取って流すようになってから、必要な洗剤と水の量が減り、地球環境にも家計にもやさしくなりました(^^♪

②揚げ油の適正な処理

以前に比べて減ったとは聞いていますが、まだ使用済みの揚げ油を排水口に流されてしまうケースもあるようです。

揚げ油を固める油固化材や、自治体によっては回収ボトルに入れて回収してもらうなど、適正な処理をしましょう。

大量の揚げ油を排水口に流してしまうと、下水処理場や地球の自浄作用を完全にオーバーしてしまいます。

③油汚れを減らす調理方法の工夫

ノンフライ調理や、「蒸す」「焼く」「煮る」など油を使いすぎない調理法を工夫すると、油汚れを減らすことができます。

これらの3つは、今日からでもすぐに出来ることだと思います。無理のないところから、始めるのが長続きの秘訣ですね。

食べ残しを排水に流さない工夫

今日からでも出来る方法を1つご提案します。

排水口ネット・三角コーナーの活用

三角コーナーを使うと、直接排水口に食べ残しや、料理の過程で出る皮などが入ることがなくなります。

大きな食べ残や皮などは、三角コーナーでキャッチします。細かな食べ残しなどは、排水口ネットで受け止めてくれるので、排水口にほぼ食べ残しを流れないようになります。

お掃除も楽になります。

洗剤の使いすぎを防ぐ方法

洗剤の工夫ひとつで、地球環境への負荷が大きく減らすことが出来ます。

①適量を知る

洗剤の量は、多ければ多いほど洗浄力が増すわけではありません。逆に多すぎると、洗浄力が下がることがあります。

泡が多いほど、洗ったような気になりますが、泡と洗浄力はまったく関係がないようです。泡は、界面活性剤が水の表面に集まって、そこに空気が入り込んだだけのもの。

泡が多すぎると、スポンジが食器類の間に入り込み、洗う邪魔になります。

適量を使うことで、地球環境負荷が高い界面活性剤の流す量が減ります。家計にもやさしくなります。

②生分解性の高い洗剤を選ぶ

生分解性の高い洗剤とは、排水された後、微生物によって素早く水や二酸化炭素などの無機物に分解される環境負荷の少ない洗剤のことです。

主に石けん成分、植物由来の界面活性剤などが、生分解性の高い洗剤と言われており、自然に還りやすい特性を持ちます。

③洗剤を減らすテクニック

先程もご案内した、油汚れを拭き取ってから洗うを心がけると使う洗剤が格段に減ります。

頑固な油汚れの時は、重曹で洗うなどの工夫をしていただくことで、排水から流れていく洗剤の量を減らすことが出来ます。

台所排水をキレイに保つ”習慣リスト”

今までの内容をまとめて習慣リストを作りました。ご活用いただければ嬉しいです(^^♪

  • 油は拭き取ってから洗う
  • 食べ残しは排水に流さない
  • 生分解性の洗剤を選ぶ
  • 排水口ネットをこまめに交換
  • 調理時に油を使いすぎない

まとめ:台所から始まる地球環境浄化

台所排水は、地球の血流の一部となります。それくらいに重要です。

私たち一人一人の行動が、川や海のきれいさに、また地球や地球に生きている全ての生き物たちにとって、とても大きな影響を与えています。

地球や地球上の生き物に、ダメージを与えるものは極力”流さない”という、やさしい心が多く集まった時に、地球環境は一変すると信じています。

毎日のささやかな行動の積み重ねが、後の大きな結果につながります。一緒に台所から、地球環境を守っていきましょう!最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

林 克典のアバター 林 克典 株式会社 YAMATO 代表

1974年生まれ。富山県高岡市出身。

地球環境に全く興味のない私でしたが、今までの心・身体・経済に起こる人生の苦難は、自分が地球を汚しているからだということを知りました。今は、地球がくださったプレゼントを一人でも多くの人に届ける活動をしています。

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